「穴が咲いた! 穴が咲いた!/Hole bloomed!! Hall bloomed!!」

 この展示では地下室のような展示室に物語のためのセットといくつかのオブジェを並べた。「秩序」が交換可能であり、それが穴の奥から現れ、また穴の奥に消えていくという物語だ。ここで言う「秩序」とはそれぞれの事象のこちらの世界での自然さである。(ドアには開けるための取っ手がついていて、それはたいてい冷たい金属だ。リンゴには子孫を残すための種があり、人間がいやがるほどには他のサル達はいやがらない。)

 床に描かれた線がオブジェ同士の関係性を強引に規定、または捏造し、意味(物語=内容)を生成する。こうすることで、作品とそれが表す内容が対になるような構造を否定しその内容が実は交換可能であることを示そうと考えた。作品がその論理的な整合性を否定しながら、鑑賞者との間に解釈を生み続ける。一つ一つの解釈に間違いも正解もなく、一つ一つが真実であり、交換可能である。

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